
北九州整体院は、巻き肩の不安を解決する整体院です。
このページの作成監修は北九州整体院の院長 田村政美です。院長のプロフィール最終更新日:2020年10月12日
巻き肩の代表的症状とは
最近、スマートフォン症候群のなかでも特に目立ってきた不良姿勢が巻き肩です。
悪い姿勢のことなど気にせずに、スマートフォンやタブレットの画面を覗きこむことに集中してしまいます。
覗きこむ頭部は、全体重の約5分の1程の重さがあると言われますが、それほどの重さを支えるために無意識のうちに体を丸め、頭を前に突き出すような前傾姿勢をとり続けることで、からだの前面の筋肉(首の前、胸、お腹など)は収縮して、逆に背面の肩甲骨は外にひろがった状態になります。
この悪い姿勢をとり続けると、肩の上部にある僧帽筋と呼ばれる筋肉に大きな負担がかかることで、血流が悪くなり、老廃物や痛みのもとになる、発痛物質も滞ってしまうために肩や背中にコリや痛みが出て、さらに、頭痛の原因となることもあります。
背中が丸まっていることから、からだの前面では胸郭が膨らみにくくなり、呼吸がしにくいために息苦しさを感じ、疲労感が増していくこともあります。
巻き肩は、肩甲骨が外側に拡がることで肩が内側に巻き込まれた状態である一方、
猫背は、背骨の胸のあたり、胸椎が大きく曲がり頭が前に出ている状態のことで、
同じような前傾姿勢ではあるものの、少し違っています。
巻き肩の状態が長く続くと背中の筋肉は常に使われ、体の前側の筋肉は使われないという筋力のアンバランスが起こり巻き肩はさらに悪化します。
お家でできる、巻き肩セルフチェック
①鏡の前に立って見てみよう
鏡の前にいつもの姿勢で立って見てみましょう。
鏡はできるだけ全身が映るもの、もしくは手のあたりまで映るものがベストです。
この時、手の甲はどう見えていますか?
手が体側にあり、手の甲が外を向いて鏡から見えない状態であればOK。
もし手が前もも付近にあり、手の甲が鏡側を向いて見えている場合は、巻き肩の可能性があります。
②両手を挙げてバンザイしてみよう
まず肩幅くらいに足を開いて立ちます。
そこから腕をできる限り耳に近付けながら、上がりきる限界のところまでバンザイをして下さい。
この時、腕がどの位置まで上がっていますか?
耳より後ろまで上がっていればOKですが、耳よりも前までしか上がっていなければ巻き肩の可能性があります。
巻き肩の症状チェックリスト
・仕事で、パソコンを使っていると首肩の凝りが気になる。
・スマホを使用していると首肩の凝りが気になる。
・タブレットを長時間操作していると息苦しくなる
・目が疲れやすく、目の渇きを感じる
・首を後ろに倒すと痛みがある
・肩や腕を持ち上げようとすると痛みがある
・最近、頭痛がひどい
・肩猫背である
・なぜだか体調がすぐれない
・自律神経失調症のような症状がでる
2つ以上に当てはまる場合、あなたが感じている不調は、スマートフォン症候群の可能性があります。
巻き肩の原因とは
解剖学的な構造
肩や腕を動かす筋肉は、腕を外にねじる筋肉よりも、内側にねじる筋肉の方が優位についています。
つまり、腕を開くよりも閉じる方が簡単にでき、力が入りやすいようにできているのです。
このように筋肉のつき方をみても、腕・肩は内側にねじれやすい構造をしています。
日常生活の動作・姿勢
- 腕を内側にねじった状態
腕を前方で内側へ捩じった姿勢であるPC・スマートフォンや長時間の車の運転、
料理・家事もこのような動作が多いですから、巻き腕・巻き肩になりやすくなります。 - 姿勢の問題
重心は後ろに移り、身体のバランスを保つため、足の踵側に重心が移ります。
足の指が浮いて浮指となり、不安定にもなります。
かかと重心、反り腰の不良姿勢によって、上半身はバランスを失い、巻き肩になり首は前に倒れてしまいます。(若い女性に多く見られます) - いつも横向きで寝る
下になっている肩は、体の重さで圧迫されて内側にねじれやすくなります。
巻き肩のメカニズム
巻き肩とは、肩甲骨が外側に移動して背骨が丸まった状態ですが、巻き肩を治すときに背骨を反ってもほとんど意味がありません。
肩甲骨を内側に寄せると自然に巻き肩は解消されますが、肩甲骨だけを内側(背骨寄り)に移動させることはできないので、鎖骨や胸の骨も一緒に動く必要があります。
肋骨が左右外側に開くことで胸郭が持ち上がり鎖骨が動けるようになりますが、長年の圧迫により色々な箇所で骨と筋肉・皮膚が癒着し正常な動きが出来なくなっています。
巻き肩を改善するには巻き腕の矯正た肩甲骨・鎖骨・肋骨といった骨を正常な位置に戻してあげるだけでいいのです。
肋骨が左右に開かないのは長年の圧迫により、肋骨の間にある筋肉と皮膚が癒着してしまい筋肉が動かなくなっているので、肋骨が左右に開きたくても開けません。
また、肋骨自体も広がっていない状態で皮膚と癒着し、へばりついてしまった為に非常に動かしにくくなっています。
肩甲骨と肋骨の間で滑液包とよばれる袋を介して癒着してしまい、肩甲骨が外側に寄っている状態で癒着してしまうと内側に戻すことができません。
巻き肩による身体への影響
慢性的な首肩の凝り
肩が本来の正しい位置ではなくなるため、肩周辺の血流が悪くなり、こわばりやすくなると言われています。
長時間同じ姿勢でデスクワークを続けていると、手を前にしている分、肩も内側に入りやすくなってしまい、その状態で凝り固まってしまいます。
むくみやすい
鎖骨にはリンパ節があり、体全体のリンパの最終地点となっています。
巻き肩になって胸側の筋肉が収縮して硬くなることで、鎖骨周辺の巡りも悪くなってしまいます。
全身の老廃物が滞留しやすくなってしまうので、からだが重いと感じたり、むくみでスッキリしないといった症状に繋がりやすくなります。
疲れやすい
肩が内側に入ると、胸側の筋肉も収縮した状態になります。
そうすると、どんどん前のめりの姿勢になってしまい、頭と首が肩より前の位置にきて負担が増すばかり。
この姿勢になると、呼吸をする時に肺が思うように膨らむことができず、知らず知らずのうちに浅い呼吸になってしまうこともあり、呼吸が浅くなってしまうとからだ全体に酸素が届きにくくなり、そのため疲れやすくなります。
ボディ-ラインが崩れやすい
肩の位置がずれてしまうと、全身のバランスを保とうとからだが無意識に他の部分をずらそうとするので、骨盤も不安定な状態になっています。
そのためお腹やお尻周りが気になる、脚がスッキリしないなどボディラインへの影響が出てしまう可能性も。
北九州整体院の巻き肩改善法
北九州整体院の整体は、巻き肩に対して患部である肩だけでなく、根本原因である肩関節・肘関節・手関節の捻じれをはじめ、肋骨や鎖骨、骨盤にもアプローチします。
まず疲労回復整体というソフトな骨盤矯正することで骨盤のゆがみにアプローチします。
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さらに、硬くなった筋肉・筋膜の硬結や癒着をソフトな手技で解除することで、原因を取り除いていき、本来の健康な状態に戻します。
あなたも、肩周辺の筋肉が緩和し、肩がベッドに付く感覚を体験してみてください。
自分でできる!簡単巻き肩矯正ストレッチ
大胸筋ストレッチ
① 壁に手のひらをつきます。
② 体を前に倒していきます。すると胸の筋肉がストレッチできます。
気持ちいいところで20秒キープします。左右3回ずつ。
胸から腕についている大胸筋は、肩を内旋させる筋肉でもあります。
巻き肩の場合この大胸筋が緊張し過ぎていることが多いので、しっかりストレッチして柔軟にしておきましょう。バストアップ効果も期待できますよ。
鎖骨の下側の際を押して堅い人は特に念入りにやりましょう!
後悔しないために

巻き肩矯正をせずに放置していると、肩の上部にある筋肉が引っ張られてしまい、硬結や癒着の状態が長く続いてしまいます。
これによって筋肉疲労が蓄積され、血液の循環が悪くなり、肩こりや首のこりが引き起こされます。
さらには呼吸も浅くなり、体内に酸素が回りにくくなり、体が酸欠状態になります。
これは当然からだにとって良いことではないため、そのままにしていると神経が衰弱し、老化も加速してしまいます。
何かのご縁で、この記事を読んで頂いたあなたにはそうなってほしくありません。
間違った選択をしないためにも、自分のカラダに少し興味を持って正しい知識と痛みを防ぐ方法を身につけてください。
あなたが痛みを克服し、本来の健康なカラダを最短で取り戻すために北九州整体院はしっかりサポートします。
お勧めのコース
巻き肩でのお悩みは整体コースをお選びください。
なお、初回の方はさらに初回検査・問診無料15分をお選びください。
スタッフの近藤です
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